イタリア

goichi2004-05-03

Elvis Costello with Steve Nieve
2004-05-03: Cagliari, Italy, Teatro Lirico di Cagliari

1.45
2.Accidents Will Happen
3.Brilliant Mistake
4.Shot With His Own Gun
5.This House Is Empty Now
6.You Turned To Me
7.When It Sings
8.The Delivery Man
9.Country Darkness
10.Indoor Fireworks
11.Toledo
12.Still
13.Nothing Clings Like Ivy
14.Needle Time
15.Watching The Detectives
16.Almost Blue
17.Let Me Tell You About Her
18.I'm In The Mood Again
Encore 1
19.She's Pulling Out The Pin
20.Shipbuilding
21.(What's So Funny 'Bout) Peace, Love And Understanding?
Encore 2
22.The Scarlet Tide
23.I Still Have That Other Girl - Elvis sings without mic
24.Couldn't Call It Unexpected #4 - Elvis sings without mic

元々、ECの大ファンでありまして日本では何度となくライブには足を運んではいました。が、観た方ならお判りだと思いますが毎日セット・リストも変わりまた同じ曲でも毎回表情が変わる彼のライブは何度観ても何度も観たくなる厄介な代物です。
そんな中、ECのHPに日本でいうGWにショートツアーを行うとのこと。
うーん、行きたい!っと、思いたったのが2週間前のことでした。旅行代理店の友達に連絡をとりアホ呼ばわりされながらもエアーとホテルの手配がついたのが1週間前、しかし肝心のECのチケットは無。ネット上のチケットボックスに連絡するもなんともよく理解できません、またもや代理店の友達頼みのトホホ状態です、挙句、イタリアの初日は売り切れ、シシリーとポルトガルのチケットだけは確保しての見切り出発でした。

最初、ミラノに入りACミランASローマ戦を観戦(凄い!!)
2日目にイタリアのサルディーニャ島にあるカリアリに到着、右も左もイタリア人英語も日本語も通じません(当り前)。なんとかホテルに到着するもかなり町から離れた一つ☆ホテル、冷蔵庫には呑みかけのワインが入ってる有様、いやー参ったなあ、ハハハ。まー取りあえず町に出かけ当日の会場を探し当てるも当日チケットの販売はあるのか無いのか分からぬまま。まー最悪ダフレばいいかと楽観しながら市内見物、脳裏にはボロホテルに帰るのヤダなあと思い何件か別のホテルの空室を聞いてみると三件目で開いてるとの事、部屋まで見せてもらいかなり清潔で感じが良い、ヨシ!ホテルチェンジ。しかし、これが幸をそうしました。ホテルのフロントと言っても一人でやってるルカ君にEC観に来たけどチケット無いんですよと伝えると、よし俺が聞いてやるよって。うれしい!なんて良い人!そしてチケット確保、しかも5ユーロ!

さてやっとライブレポートです。
今回のECのコンサートはカリアリの町をあげての音楽フェスの一環として呼ばれたもののようです。毎日ではないですが、その期間様々なアーティスト達がやってくるようです、チック・コリアなども名前がありましたよ。
会場は本来オペラを行うのが主のようです。大変建物は立派で内外装かなりしっかりしてます、オーチャードホールの小型版って趣でしょうか。
席は三階席の更に上の視覚的にはかなり死角です。ただ、立って前のめりになるとまー見えるような席でした。ですのでエルビスの細かい表情やニュアンスまでは感じ取れなかったけど全体の雰囲気は分かりました。
基本的にはこの前のノースの時の来日と一緒で左がスティーブ、右がエルビス
演奏は二人のツアーとして標準的じゃないかと思われます、しかしノースの楽曲達の円熟度はかなり上がってます、スティーブのピアノ表現、エルビスのマイク離れ直声表現は前以上だと思います。ノースは聞けば聞くほどスルメなアルバムだなあ。
後、メンフィスで録音していた新曲ですね。事前の曲のタイトルやメンフィスでの録音、ロストハイウェイから発売などの情報から南部色が強く、新たなアメリカ音楽への探求などと思ってたんですがなんとなく当たってるんかんじです。¨NEEDLE TIME¨や¨DERIVERYMAN¨などブルース色が強く感じました。まー4曲しか聞いてないし、バンドのアンサンブルとは随分違うと思いますのでとりあえずです。
そんな事で何とかカリアリの公演は観れることが出来ました